フライングシード アルソミトラ(Flying seed Alsomitra)
a0147312_22325080.jpg

植物の中で一番大きい羽果を持ち、
遠くまで飛散し繁殖するウリ科の植物の種子。

インドネシアなどでよく見られるこの植物は
古木や高いモノに絡み数十メートルの高さから垂れ下がり
その先にフットボールよりも小さめの実をつけ、
熟すと実の中に入っていた種、500ヶほどが一枚ずつ飛散し数キロも飛ぶらしい。
グライダーの発想になったり、ステルス戦闘機もこの種子からヒントを得たという。

この種子との出会いは一昨年の夏。
出張先で訪れたお店で売っていた。
色気も売り気もない佇まいで、
それはまるで植物園のお土産コーナーにありそうな地味な包装で、
むかしむかしの無機質な事務棚の引き出しに入っていた。
(もちろん閉まっているので開けないと見れない)
そんな雰囲気が好きで訪れてみたいと思っていたところでの出会いだった。
見た瞬間、どんなフレームに入れて、どんな風に飾るかまで想像できた。
知人のアンティーク家具リペア職人へ
両面ガラスの標本箱的なフレームを作って欲しいと無理難題を突きつけ
作ってもらったものに、この種子を仕込んでみた。
光が羽に当たり、透き通って見える脈みたいなのが本当に綺麗だった。
自然の作り出すものは、本当に美しい。
余計なものは何もなく、ただその生涯を全うするために進化したその姿は、
しなやかでたくましい。

自分もそうであれたらいいのに。


本日、急用にて開店時間が遅くなりました。
事後報告となり、ご来店いただいたお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。
申し訳ございませんでした。
明日は通常営業しております。
またのご来店をお待ちしております。

[PR]
by cafezilch | 2009-12-21 22:34 | 日々
<< サーモンサンド cheese >>
Join the FON movement!
copyright©2009 zilch AX